七宝(七宝焼)

並河靖之 有線七宝 蝶図 蓋壺 #2 作品の見どころ

KukitaIsamu

銀座真生堂が取り扱っております【並河靖之 有線七宝 蝶図 蓋壺 #2】について作品の見どころを解説していきたいと思います。

並河靖之 蝶図 蓋壺

今回の作品は太鼓形になっております。背景は紺色で人気の高い蝶の図柄となっております。上下の幾何学模様もとても緻密に表現されております。

多色で表現された蝶と緻密な植線

短く細い銀線を何本も使い緻密な羽の模様が作られ、そこに多色の釉薬を差して、華やかな蝶が表現されております。現代では再現できない技術と手間のかかった超絶技巧品となっております。

美術館に並河靖之の同手色違い作品が所蔵

今回のような緻密な蝶が描かれた作品は評価が高く、数は少ないと考えられます。その中でも数点の色違い作品が美術館に所蔵されていますのでご紹介させていただきます。

それぞれ蝶の模様や構図が違いますがどれも素晴らしく美しい作品となっております。

並河靖之の本物の作品を取扱うギャラリー「銀座真生堂」

国内外の美術館に所蔵されているほどの名工、並河靖之の作品は、当然ながら市場にほとんど出回ることがございません。

銀座真生堂では美術館や海外コレクター,海外ディーラーとの関係を深め、独自のルートを作ってきました。

その甲斐あって銀座真生堂では唯一の明治期の七宝焼専門店として常時、並河靖之の作品を保有できております。美術館などでガラス越しにしか見ることが出来なかった並河靖之の作品を実際にお手に取って鑑賞、ご購入出来る唯一のギャラリーとなっております。

また銀座真生堂では所有している作品を美術館での展覧会などへ貸出すなど文化活動も行なっております。

(銀座真生堂 ギャラリー)

執筆者
銀座真生堂
銀座真生堂
メディア編集部
七宝焼・浮世絵をメインに古美術品から現代アートまで取り扱っております。 どんな作品でも取り扱うのではなく私の目で厳選した美しく、質の高い美術品のみを展示販売しております。 このメディアで、美術品の深みや知識を発信していきます。
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