古美術

古美術販売店の種類と特徴を紹介!良い店の見分け方と注意点も解説

EndoAtsushi

古美術は、歴史や文化、美しさを感じさせる魅力的なアートの一つです。

しかし、普段馴染みのない方にとっては、古美術を購入したいと思ってもどうすればいいのかわかりません。

「そもそも、古美術ってどういうものなの?」
「古美術の販売店の種類を教えてほしい…」
「古美術を購入する際の注意点ってあるの?」
「古美術の見分け方法を知りたい!」

など多くの疑問が浮かぶでしょう。

この記事では古美術の基本情報から、種類、見分け方などを解説していきます。信頼できる良い古美術販売を見分けることができたら、アート活動も安心して行えます。

また、古美術の買取方法や保管方法もお伝えします。

記事を読んで、種類、見分け方、トラブル回避などができ、安心してアートに興味を持つ人が増えたら嬉しいです。

古美術を購入したいと思っている方、コレクターになりたい方、また買取を考えている方にとって、非常に役立つ情報が満載ですので、ぜひ読んでみてください。

それでは参ります。

古美術とは

古美術は、国や時代、様式によって様々な分類方法があります。たとえば、国や地域別には、アジア美術、ヨーロッパ美術、アフリカ美術などがあります。

時代別には、古代美術、中世美術、近世美術、現代美術などがあります。

各種類に属する作品には、それぞれ特徴があります。たとえば、彫刻は、大理石や銅などの素材を用いて、人物像や動物像を表現することが一般的です。

代表的な作品としては、ギリシャ彫刻の『ベレニケの髪を切るアポロン』などが挙げられます。

また、絵画は、油彩画、水彩画、墨画などがあり、風景画や肖像画、宗教画などが制作されました。

代表的な作品としては、レンブラントの『夜警』や、モネの『睡蓮』などが挙げられます。

このように、国の文化的背景や宗教的背景を風刺して作られる作品たちも多くあります。

詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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古美術販売店の種類

古美術販売店には、大きく分けて以下のような種類があります。

専門店

専門店は、古美術品のみを扱う店舗で、種類が豊富で専門的な知識を持ったスタッフが常駐しています。

アンティークショップ

アンティークショップは、古美術品のほか、家具やインテリア雑貨、アクセサリーなども扱う店舗で、古美術品は一部になります。

オークションハウス

古美術品を取り扱うオークションハウスでは、出品者との契約に基づいてオークションを開催しています。

フリーマーケット・イベント

古美術品を扱うイベントやフリーマーケットなどもあります。

オンラインショップ

古美術品のネットショップが多数あり、自宅から気軽に古美術品を購入することができます。

古美術品を販売する店舗の種類は多岐にわたり、それぞれ特色があります。自分に合った店舗を選び、信頼できるお店を見つけることが大切です。

私たち、銀座真生堂では、明治時代の七宝を中心として浮世絵、古美術、現代アートと幅広いジャンルの作品を取り揃えております。

以下に公式サイトのURLがありますので、ご興味ある方はクリックして足を運びに来てください。

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良い古美術販売店の5つの見分け方

古美術販売店の見分け方には、以下のようなポイントがあります。

スタッフの知識があるかどうか

販売店のスタッフの知識が豊富かどうかを確認しましょう。古美術品に関する専門的な知識を持っていることが、信頼できるお店の証となります。

質の高い作品が揃っている

質の高い作品が揃っているお店は、信頼性が高く、価値の高い古美術品を扱っている可能性があります。

販売実績がしっかりしている

長年の実績があるお店や、美術館への販売や作品の貸出などの実績があるお店は、信頼性が高く、安心して古美術品を購入できるでしょう。

販売価格が妥当である

安価な古美術品は、偽物やレプリカの可能性が高いため、購入する際には注意が必要です。一方で、高価格であるからといって本物であるとは限りません。購入する前によく確認しましょう。

サポート内容

古美術品の修理やメンテナンス、保証制度など、サービス内容が充実しているお店も信頼性が高いです。

以上のポイントを抑えて、信頼できる古美術販売店を見つけましょう。また、実際に店舗に足を運んで、スタッフとコミュニケーションを取ることも重要です。

古美術品を購入する際の4つの注意点とは?

素人が古美術品に手を出すと、質の低い作品を購入してしまったりする可能性があります。

そうならないために、以下の注意点を守って古美術品の購入を検討しましょう。

偽物に注意する

古美術品は高価なため、偽物が出回ることがあります。品物を確認する際には、本物との違いを把握し、偽物を見分ける力を身につけることが必要です。

正確な説明を確認する

購入前に正確な説明を確認しましょう。古美術品の歴史や特徴、保管状態や修復歴、価値などを理解しておくことで、購入後のトラブルを避けることができます。

保証制度を確認する

保証制度があるお店を選ぶことで、古美術品を購入後の不具合や問題が生じた場合、返品や修理などをしてもらうことができます。

支払い方法に注意する

クレジットカードや銀行振込、代金引換など、支払い方法にも注意が必要です。また、取引が終わった後も、明細や領収書を保管しておくことが大切です。

以上のポイントを抑えて、古美術品を購入しましょう。

古美術を高く買取(売る)ための5つのコツ

古美術を高く買取るために以下の5つのコツが必要です。

①保存状態を良好に保つ

骨董品の価値は、保存状態に大きく影響されます。直射日光や湿気を避け、適切な保管方法を用いて美術品の状態を良好に保ちましょう。

②専門家の意見を取り入れる

骨董品の価値を正確に判断するために、専門家の意見が重要です。

③資料や証明書を揃える

作品の出自や鑑定書などの資料は、買取価格に大きく影響します。 可能な限り、資料を揃えることで、より高い価格での買取が期待できます。

④複数の買取業者を比較する

骨董品の買取価格は、業者によって大きく異なる場合があります。複数の業者に査定を依頼し、適正な価格を提示する業者を選ぶことが重要です。

⑤オークションや骨董市を活用する

オークションや骨董市を活用することで、競争入札により高い価格で買い取られる可能性があります。

これらのポイントを踏まえて、古美術(骨董品)の高額買取を目指しましょう。 査定を依頼する際には、信頼できる専門業者を選ぶことが重要です。

詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ読んでみてください。

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古美術の保管方法5つ

古美術品の価値を保ち続けるために以下の保管方法を守ってみてください。

直射日光を避ける

直射日光を避け、日光が差し込まない場所に保管することが重要です。特に木材や漆器などの素材は日光によって変色や劣化が進みます。

温度・湿度管理をする

温度と湿度の管理が必要です。湿度が高いと木材や漆器にカビが生えたり、乾燥すると割れたりすることがあります。適度な湿度(50~60%)を保ち、温度は20度前後に調整することが望ましいです。

適切な場所に保管する

地震や火災、水害などから古美術品を守るため、適切な場所に保管することが必要です。壁から遠ざけ、棚やラックに置いて、倒れないように注意しましょう。

定期的な手入れをする

埃や汚れを落とす、木製品には湿らせた布で拭く、紙製品には虫除け剤を入れるなど、素材に応じた手入れを行いましょう。

以上のポイントを抑えて、古美術品を適切に保管することが大切です。また、大切な古美術品は、保険に加入することも検討し、万が一のことがあったときの対策をおこないましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、古美術の販売について解説させていただきました。

・古美術販売店の種類
・良い古美術販売店の5つ見分け方
・古美術品を購入する際の4つの注意点とは?
・古美術品の買取方法の5つのコツ
・古美術の保管方法5つ

など古美術に関する幅広い情報を解説しました。

古美術品の販売・購入には、経験が必要になります。そのために最低限知識を知らないと、大変な目にあってしまいます。

今回の記事を読んで、古美術品を安心して販売、買取できる術をぜひ知っていただきたいです。

執筆者
銀座真生堂
銀座真生堂
メディア編集部
七宝焼・浮世絵をメインに古美術品から現代アートまで取り扱っております。 どんな作品でも取り扱うのではなく私の目で厳選した美しく、質の高い美術品のみを展示販売しております。 このメディアで、美術品の深みや知識を発信していきます。
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