古美術

骨董品の価値を最大化! 古美術買取で失敗しないための方法とは

EndoAtsushi

近年古美術品は、その歴史的価値や希少性、美術的魅力から、骨董品マニアやコレクターたちの熱い視線を集めています。

しかし、古美術買取において、適正な価格で取引するためには、正しい知識が必要です。

古美術買取で失敗しないためには
①保存状態を良好に保つ
②専門家の意見を取り入れる
③資料や証明書を揃える
④複数の買取業者を比較する
⑤オークションや骨董市を活用する

の5つを守れば、まず古美術(骨董品)買取で間違えることはないでしょう。

実際にプロが古美術(骨董品)の買取について詳しく解説していますので
本記事を読んで、古美術買取の成功への道を一緒に歩んでいきましょう。

それでは、参ります。

古美術(骨董品)の定義

古美術(骨董品)は、歴史的・文化的価値を持ち、技術や美術性が高いとされる古い美術品や工芸品を指します。

一般的には、100年以上経過したものが古美術(骨董品)とされることが多く、作品の種類や保存状態、希少性によっても価値が決まります。

古美術(骨董品)の種類

古美術(骨董品)には、以下の種類があります。すべて歴史的価値や、文化的価値、希少性があった場合、驚くべき価値になる場合があります。

茶道具

茶道具は、茶道などに使用される道具のことを指します。主に茶碗、茶筅、蓋置き、香合、花入れ、柄杓、板床などがあり、和の美意識や職人の技が反映されたものが多く、茶道具としての美的価値が高く評価されています。

茶道具には、需要に応じて磁器、陶器、漆器、銅器、金属製のものなど素材によっても多様化しています。

焼き物・陶磁器

焼き物は、陶器や磁器を一般的に指す言葉で、粘土を型に入れて焼いた独特の風合いと、用途に応じての様々な形状が特徴です。

陶磁器は、粘土を型に入れて造形し、焼成後に釉薬をかけて、光沢や色彩をつけた製品を指します。陶器や磁器の総称であり、中国や日本など、世界各地で様々な種類が生産されています。

絵画・掛け軸

絵画は、絵具や顔料を使って描かれた、平面の図像や画像のことを指します。油彩画、水彩画、墨画、アクリル画など、様々な表現方法があります。

掛け軸は。長方形の紙や絹などの布に、墨で描かれた絵画を貼り付けた日本の伝統的な美術品です。

象牙・珊瑚・翡翠製品

象牙・珊瑚・翡翠製品とは、それぞれ象の牙、サンゴ、翡翠という素材を使用して作られた製品のことです。

象牙製品は、絶滅危惧種である象の牙を加工した作品で、彫刻や彫金、象嵌、銘刻など様々な技法が用いられています。

珊瑚製品は、サンゴを加工した作品で、インレイ、彫刻、刻印などの技法が使われます。ただし、近年は世界的なサンゴ保護のため、取引が制限されるようになっています。

翡翠製品は、翡翠は主に中国、ミャンマー、カナダなどで産出される石で、装飾品や置物、彫刻などの製品が作られます。翡翠は色や種類によっても価値が異なるため、希少価値の高いものは高価な値段がつけられることがあります。

刀剣、甲冑類

刀剣は、刀や太刀、脇差などの武器を指します。日本の刀剣は、美しさや切れ味、独特な刀身の模様などが特徴で、刀剣の美学として高く評価されています。

甲冑類は、鎧や兜、手甲、足甲などの防具を指します。戦闘用の防具としてだけでなく、装飾的な要素もあるため、美術品としても評価されています。

アンティーク品

アンティークとは、一般的に100年以上前に製造された家具や工芸品、アクセサリー、時計、貨幣などの古い品物を指します。

アンティーク品は、歴史的な価値や美的価値、珍しさ、希少性などが高く、コレクターやアンティークショップで取引されることがあります。また、アンティークが好きな人々にとっては、古き良き時代の雰囲気や手作りの温かみ、品物の持つ個性的な魅力が魅力的なものとされています。

古美術(骨董品) 買取相場

古美術品や骨董品の買取相場は、アイテムの種類や品質、鑑定書の有無、需要と供給のバランスなど、様々な要因によって異なります。

一般的に高く評価されるのは、状態が良く希少価値が高い品や、人気のあるコレクションアイテムです。

一方で、地域や時期によって需要が大きく変動するものもあるため、相場や評価価格は常に変動しています。そのため、正確な相場を知るには、専門の骨董品会社やアンティークショップ、オークションハウスなどに相談することがよいでしょう。

古美術(骨董品) を高く買取(売る)ための5つのコツ

①保存状態を良好に保つ

骨董品の価値は、保存状態に大きく影響されます。直射日光や湿気を避け、適切な保管方法を用いて美術品の状態を良好に保ちましょう。

②専門家の意見を取り入れる

骨董品の価値を正確に判断するために、専門家の意見が重要です。

③資料や証明書を揃える

作品の出自や鑑定書、修復履歴などの資料は、買取価格に大きく影響します。 可能な限り、資料を揃えることで、より高い価格での買取が期待できます。

④複数の買取業者を比較する

骨董品の買取価格は、業者によって大きく異なる場合があります。複数の業者に査定を依頼し、適正な価格を提示する業者を選ぶことが重要です。

⑤オークションや骨董市を活用する

オークションや骨董市を活用することで、競争入札により高い価格で買い取られる可能性があります。

これらのポイントを踏まえて、古美術(骨董品)の高額買取を目指しましょう。 査定を依頼する際には、信頼できる専門業者を選ぶことが重要です。

古美術(骨董品) の買取なら銀座真生堂

銀座真生堂では、七宝(七宝焼)を中心とした古美術品や骨董品の買取を行っております。

銀座真生堂では、その古美術(骨董品)に込めれれた想いや歴史を含めて買取させていただきます。

古美術(骨董品)には、美しさだけでは測れない価値の高さが存在します。
銀座真生堂はそんな古美術(骨董品)を大切に扱い、新しい歴史を紡ぐ役割を担っていきます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、古美術(骨董品)の買取について解説しました。

まとめると古美術を高く買取(売る)ための5つのコツは、
・保存状態を良好に保つ
・専門家の意見を取り入れる
・資料や証明書を揃える
・複数の買取業者を比較する
・オークションや骨董市を活用する

などがあります。

古美術(骨董品)に価値をつけるのは、簡単ではありません。歴史的価値や文化的価値によって価格が変動します。

ご自身でできるだけ古美術(骨董品)の情報を用意していただくことで査定もスムーズに行われるでしょう。

売りたい古美術(骨董品)が見つかりましたら、ぜひ銀座真生堂へご来店ください。

古美術(骨董品)の歴史を紡ぐお手伝いをさせてください。

執筆者
銀座真生堂
銀座真生堂
メディア編集部
七宝焼・浮世絵をメインに古美術品から現代アートまで取り扱っております。 どんな作品でも取り扱うのではなく私の目で厳選した美しく、質の高い美術品のみを展示販売しております。 このメディアで、美術品の深みや知識を発信していきます。
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